”月を眺める椅子” container journey Vol.7

date. 2009/04/30

みなさん、こんにちは。

いよいよGWに突入ですね。ちょっとガソリンが上がり気味ですが

でも高速道路がそれ以上に安くなるので、車で遠くにお出かけには

絶好の季節です。

さて、container journey Vol.7は椅子のお話です。

実はこの椅子、私持ってます。購入してかれこれ5年程経ちますが

なかなかいい風合いになってきました。

椅子の名前は、”Hunting Chair”。デザイナーは、Borge Mogensenです。

 

 Borge Mogensen


 

 

1950年、コペンハーゲンの家具職人ギルドの展示会のために設計された椅子です。

その年のテーマは”The Hunting Lodge”でした。

座を支えるフレームが後脚を兼ねるダイナミックなデザイン。

床面からわずか30センチの低い座高。

これが、座ってみると傾斜したフレームにより、自分の体重で自然に身体が

ホールドされます。また、座面が低いので、座っていても畳文化の日本人には

とても落ち着きます。(あぐらもかけます。)

さて、この椅子に座って、何をするかと言うと、考え事、瞑想、居眠り、などなど・・・・。

でも、一番のお気に入りは月を眺める事です。(もちろん、お酒を飲みながら・・・・)

空に雲ひとつ無い夜は、ベランダにこの椅子を引っ張り出して。

でも月が見えない雨の日は、仕方ないので家の中で読書。

月が見たいのに見えない・・・・・。

そんな晩にちょうどいい本があります。

 

 月の本-perfect guide to the MOON

 林 完次 著

 

国内外、今昔の月にまつわる”逸話、ことわざ、神話、現象”などを、月の持つ魔力とも思える光と姿を

みごとに捉えた写真とともに紹介してくれます。

酒盃を重ねるごとに夜も更け、気がつけば月と太陽が入れ替わる時間に・・・・・・・。

これは、飲み過ぎですね。